認知行動療法のご紹介

認知行動療法とは、物事の捉え方(認知)や問題への対処の仕方(行動)を変えることで、問題解決を目指す心理療法の一つです。

うつ病を始めとして、パニック障害社交不安障害強迫性障害PTSD(心的外傷後ストレス障害)(PTSD)などの不安障害や、睡眠障害、摂食障害など、多くの精神疾患にその治療効果が実証されており、認知行動療法は、「エビデンスに基づく心理療法」として注目を集めています。

認知行動療法がターゲットとするもの

私たちは日々たくさんのストレスを経験しますが、何をストレスに感じるかは人によって様々です。これは、何か出来事が起きた時に、瞬間的に浮かぶ考えやイメージによって、その後の気持ちやストレスの度合いが変わってくるからです。瞬間的に浮かぶ考えやイメージ(自動思考)は、個人個人の経験に基づいて形成されるので、100人いれば100通りの考え方がありうるということになります。下の例を見てみましょう。

職場で同僚のAさんとBさんは、来週に予定された重要な会議でプレゼンをするように上司から指示を受けました。

認知行動療法は、物事の捉え方・考え方(自動思考)に焦点を当てて、自分の考え方のパターンに気付き、より柔軟な考えができるようにお手伝いをしていきます

同じ「重要なプレゼンを任される」という出来事であっても、考え方(自動思考)の違いによって、その後の気持ちが変わってくることがわかりますね。今回の例では、明らかにBさんの方がストレス度は高くなります。
認知行動療法では、物事の捉え方・考え方(自動思考)に焦点を当てて、自分の考え方のパターンに気付き、より柔軟な考えができるようにお手伝いをしていきます。

認知行動療法の具体的な進め方

代表的な認知行動療法の進め方をご紹介します。

  1. お話を伺いながら、お困りの内容について多面的に情報収集を行う。
  2. カウンセリングの具体的な目標(ゴール)を設定し、共有する。
  3. 一番困っている問題から、どのような状況で問題が起きているのかを明らかにする。
  4. 考え方がどのように感情やストレスに影響しているのかを理解する。
  5. 自分自身の考え方の特徴やパターンに気づく。
  6. 自分の自動思考が状況に合っているかどうかを吟味したり、別の考え方はできないか 検討することで、より柔軟で自由な考え方ができるように練習を行う。
  7. 考え方と合わせて、問題の場面での振る舞い方(行動)を変える練習をすることで、問題の解決や人間関係の向上を目指す。

以上が大まかな流れになりますが、認知行動療法では、毎回簡単なホームワーク(宿題)が用意されます。これは、面接場面だけでなく、日常生活で実践練習を積むことが重要だと考えているからです。

あいくま心理カウンセリングでできること

あいくま心理カウンセリングには、認知行動療法を専門とする臨床心理士・心理カウンセラーが在籍しています。認知行動療法のやり方をベースに、お一人おひとりのペースに合わせて工夫しながらカウンセリングを行うことができます。
認知行動療法は、精神疾患だけでなく、誰もが感じる日々の悩み事についても『生き方のヒント』を与えてくれます。今よりほんの少し見方を変えることで、ずっと楽な気持ちで毎日を過ごせるようになるかもしれません。

当院の木のぬくもりに囲まれた穏やかな空間で、じっくりと問題に向き合ってみませんか。

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