現職に関する悩み相談~常に職場でトラブルに巻き込まれる~

こんにちは。心理カウンセラーのなるです。

こちらの<心理臨床道場>では、ビジネスマン・サラリーマンの方から多く寄せられるご相談について、戦士の休息のカウンセラーがご回答します。

もちろん、お悩みに対する唯一の正しい回答があるわけではありません。カウンセラーも日々悩みながら、クライアントさんに寄り添う経験を重ねる中で感じることを綴ったものです。

似たようなお悩みを持つ皆さんが、一人で悩まず、一緒になって考えていく場にできたら幸いです。

 

さて、今回のご相談は、【常に職場でトラブルに巻き込まれる】ことについてです。

 

今回は、特に人間関係のトラブルに焦点を当て、「常に職場でトラブルに巻き込まれてしまう」というお悩みについて考えていきたいと思います。

 

人は往々にして価値観が違うものです。その中で、似通った考えをもつ人々と構築する、居心地の良い関係性が友人関係であったり、恋愛関係であることでしょう。

しかしながら、会社の人間関係はその通りではありません。多様な価値観や信念をもった人々が、同じ目標に向かって行動を共にする集団が「会社」です。そのような認識に立つと、職場内ではむしろ、個々人の考えがぶつかること多くて当然なのではないでしょうか?

その上で、各々が主張し、同様に相手の意見を聞き入れ、時に妥協点を模索して協働する中で、良い仕事が生まれてくるものだと思います。

 

そうは言っても、トラブルに巻き込まれやすいと感じて困っておられる方は、どうしたら良いのか。

とても基本的なことですが、その方法のひとつが「相手の立場に立つ」ということではないでしょうか。

 

職場で上手くリーダーシップが発揮できないと感じているあなたは、努力をしても思うような成果が得られない部下の気持ちがわからないかもしれない。

一生懸命仕事をしているのに誰にも認められないと感じているあなたは、常に結果を出すことを求められる環境でやってきた上司の気持ちがわからないかもしれない。

 

わからなくて普通なのだと思います。

 

私達カウンセラーはしばしば、クライアントと同じ経験をしたことがないのに、本当に相手に共感できるのか?

と問われることがあります。

端的に答えると、クライアントと全く同じ気持ちになることはできません。

けれど、いつもわかりたいと思って、クライアントの話に耳を傾けます。

 

このような「傾聴」の姿勢は、カウンセリングに限らず、職場で良好な人間関係を構築するにあたっても必要なことなのではないでしょうか?

 

上司であれ、部下であれ、同僚であれ、職場で誰かとコミュニケーションを取る際には、相手の言葉をそのまま受け取るだけでなく、その言葉の裏にある気持ちや状況を考える癖をつけてみてください。

 

どうして相手はそれを言ったのか?

どうして相手はそれがしたいのか?

 

共感はできなくても、わかろうとして、相手の話を聴いてみてください。

 

出なかった結果の裏にも精一杯の努力があったかもしれません。

辛辣に思える言葉の裏には想像以上の期待があるのかもしれません。

傾聴の姿勢は、職場トラブルの改善に留まらず、パフォーマンスの向上をももたらすことだと思います。

 

心理カウンセラー  なる

ビジネスマン専門カウンセリングルーム「戦士の休息」
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