現職場への復帰に関する悩み~復帰できるのか~

こんにちは、心理カウンセラー 星史朗(せいしろう)です。

職場復帰の悩みについては、これまでNicoさんが「職場環境」について、usaさんが「タイミング」について考えてくれました。

今回は、そういった実際の職場復帰に至る前に抱く【現職場に復帰できるのか】という不安について考えてみます。

 

身体的な理由にしても、精神的な理由にしても休職をするということは、大きな不安が伴うものです。

特に、男性ビジネマン・サラリーマンの方の多くは、家族への責任や社会への責任のある方であり、経済的なことや、ご本人や家族の将来を考えると、なおさらその不安は大きなものだと思われます。恐怖といってもいいくらいかもしれません。

休職について、この先の将来について真摯に捉えているからこそ湧き出てくる不安だと思います。

 

職場は本当に受け入れてくれるのだろうか。

自分の居場所がなくなるのではないだろうか。

自分は、仕事ができるような状態に回復できるのだろうか。

このままだと家族にも見捨てられてしまうのではないだろうか。

自分はただ怠けているだけなのではないだろうか。

と数え上げたらきりがないほど、様々なことが次々と頭に浮かんできて、不安に押しつぶされそうになる。

挙句の果てには、こんなことなら、休職なんてしなきゃよかった・・・なんてことまで考えてしまうかもしれません。

 

実際、「休職」という方法を選択されない方も多く見受けられ、仕事を続けて症状を悪化させてしまうという現状があります。

この意味で、休職している方は適切な判断を下したと言えます。

ですから、まず復職のことは「もう少し後で考える箱」にしまっておいて、十分な休養を取り、体調の回復・改善に努めることが第一だと思います。

 

とは言え、早く復帰しないと・・・と焦ってしまうこともあるでしょう。

しかし、せっかく復職を果たしても、すぐに症状が悪化して休職しまっては意味がありませんよね。

無理に復職しようとすると病状が再び悪化し、せっかく復職の手前までこぎつけたのに治療初期の病状に戻ってしまうこともあります。

また、復職後に再び休職してしまう確率は非常に高く、1回目よりも2回目、2回目よりも3回目とどんどん確率は上がっていくようです。

 

不安から、焦って復職に失敗するという残念なことを避けたいものです。

 

そのために、私からのご提案

 

自分への「おまじない」の言葉を唱えてみるのはいかがでしょうか。

『ゆっくりでいいよ!』

『いざとなったら、今の仕事をやめてもいいよ』

『長い人生だからね、一休みしたと思えばいいよね』

など、出来ればご家族や友人など周囲の人たちにも、この「おまじない」言葉をかけてもらえたらいいですね。

 

そして、不安を聞いてもらえる人を作りましょう。

ご家族でも友人でも、職場の同僚でも構いません。自分だけで考えていていると広い考え方が出来なくなってしまうことがあります。もちろん、カウンセリングもお勧めです。

 

また、前向きのことが考えられるようになったら、ご自分の行動パターンや対人関係パターンを捉えてみましょう。

なんとなくでも分かれば、復職後に必ず役に立つはずです。

 

復職はゴールではなくスタートです。その後、継続していくための準備期間が今の休職なのです。

慎重に時間をかけて、焦らず進めていきましょう。

 

心理カウンセラー 星史朗

ビジネスマン専門カウンセリングルーム「戦士の休息」
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