大人の発達障害~学習障害(LD)ってなに?~

こんにちは。

心理カウンセラーのなるです。

 

今日も、大人の発達障害をテーマにお話したいと思います。

今回ピックアップしたいのは、「学習障害(LD)」。

 

学習障害とは、簡単に言うと、読む・聞く・書く・話す・計算するといった力のうち、

特定の能力の習得や使用に、大変な困難を伴う状態を言います。

 

例えば、書字障害の人は、「字」という漢字を書こうと思ったとき、それを

「ひとまとまりの文字(形)として認識することが難しいため、

「ウ」と「子」が分離した形で表出されてしまい、

相手が読み取れないほど、浮遊した文字になってしまうというようなことがあります。

 

一方で、「字」の読みや意味の把握、計算や推理には

なんら支障を来さないばかりか、比較的得意な場合もあります。

 

読み・書き・計算は言うまでもなく、児童期で学習するものですので、

多くの場合、小学校~中学校の義務教育の過程で

極端な苦手さがある場合は、学習障害が疑われ、適切な支援を受けることになります。

 

しかしながら、その程度が軽度であったため、

-あるいは、その苦手さをカバーする力に優れていたため-

学童期には見過ごされていたLDが、会社に入社してから、

周囲とのズレの中で意識されることが有ります。

 

そうすると、これまで、意識しなくてもやってこれた能力の凹凸に、本人が直面することで、

自信を喪失したり、やる気をなくしたりといった悪影響を受けることが有ります。

 

けれど、考えてみてください。

 

現代の社会生活において、手書きで何百字・何千字もの文書を

書かなければいけない場面はそうそうあるわけではありません。

 

暗算で難しい計算を求められる場面も。

 

国語辞典のように細かな文字がびっしりとつめ込まれた

長文の文書を、あなた一人が読まなければいけない場面も。

 

書くのが苦手ならPCのキーボード入力すればいいのですし、

計算が苦手なら計算機があります。

資料を噛み砕いて説明してくれる同僚もいるのではないでしょうか?

 

大人だからこそ、

苦手な能力をカバーしてくれるツールがたくさんあるのです。

 

「LDかもしれない…」と思っても、必要以上に悲観せず、

まずはこれまで上手くやってこれた自分を認めてあげましょう!

 

その上で、今の環境でどんなふうに支援資源を活用したら

より上手くやっていけるのか…

専門家に相談してみたいという方はぜひ当院もご活用くださいね。

 

あいくま心理カウンセリング

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