子育てへの不安~よい母親とは?~

こんにちは、心理テスターのusaです。

 

今回のお悩みのテーマは「子どもの育て方に不安がある」です。

まだ生まれたばかりのお子さんをメインに考えていきたいと思います。

 

 

生まれたばかりの赤ちゃんは、

お腹が空いたら泣く、おむつが汚れたら泣く、寒かったら泣く・・・

 

どうして泣くのでしょう?

その理由のひとつとして、精神分析的な考え方をあげると、「欲求を満たすため」です。

赤ちゃんは「自分が泣けばきれいすっきり嫌なことは解消される」という幻想を持っているのです。

 

不快なことが泣いただけでなくなるなんて、まるで赤ちゃんは「魔法」を持っているようですね。

実際は、お母さんがお世話をしてくれているから不快なことが解消されていく訳なのですが、赤ちゃんは生きることに精一杯ですから、そのようなことは分かりません。

 

 

さて、小さなお子さんを育てているお母さん。

自分は「よい母親だろうか」と不安になることはありませんか?

 

そもそも「よい母親」とは、どのような対応をする母親でしょうか?

 

イギリスの小児科医・ウィニコット先生は、「完璧に要求に応えるのではなく、全く応えないのでもない。そこそこ赤ちゃんの気持ちを汲み取って、ほどほどに的外れな対応をする“ほどよい母親”」の必要性を言いました。

 

 

赤ちゃんからの要求に耳を傾け応えることは、赤ちゃんにとって、この世界は安全なところだという基本的な信頼感を築く上で、とても重要なことです。

 

しかし、お母さんにはお母さんの事情もありますから、いつも赤ちゃんの要求に応えることができるとは限らないでしょう。

 

 

それって母親としてあるまじきこと?

そんな風に思う必要はありません。

 

人は、大人になればなるほど、自分の思い通りにいかない体験が増えていきます。

いつまでも、「泣けば全て解決する」というわけにはいきません。

「自分の魔法」を信じていては、社会で生きていくことは出来ないのです。

 

 

「お母さんにも叶えてあげられないことがある」という体験は、赤ちゃんにとって「いつも自分の思い通りになるわけではない」ことを学ぶ良い機会となります。

 

泣いても思い通りにならない赤ちゃんは?

言葉を使って自分の意志を表現するようになります。

こうして自発性は成長していくのです。

 

 

ウィニコット先生は「赤ちゃんは、抱っこしているお母さんの瞳の中に映る自分の顔を見て育つ」と言いました。

 

明るく可愛い自分の笑顔をたくさん見て育った子は、世界は良いものであふれているんだという安心感を抱きます。その安心感が、新しいことに挑戦する自信へと繋がり、自分を成長させていくのです。

 

 

赤ちゃんの笑顔を引き出すもの、それはお母さんの笑顔です。

 

素晴らしいお母さんを目指して不安な顔でいるよりも、ほどよく手を抜きながらも気持ちに余裕を持って笑顔で微笑み返してあげる―そんな“そこそこ”“ほどほど”関わりを愛情持って持続しつづけることが、子どもが情緒的に育つ上では大切なのです。

 

 

心理テスター usa

あいくま心理カウンセリング
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